後始末がどれだけ大変かを身につまされる出来事

後始末を誰がするか?

地球レベルの大きな課題だ。


後始末、後片付けは自分でしなさい。

子供の頃に、親によく教えられてきたような気がする。

部屋の中におもちゃをばらまいたままで、片づけなさいと怒られる。焚火をしたら、火の始末をちゃんとしなさいと怒られる。


子供の頃は、何かと後片付けや後始末というのを躾けられたような気がする。

きっと、怒られながら理由も分からず日本人は身に付けてきたのではないだろうか。

そして、学校でも同じようにしっかりと教えられていた時代があった。


しかしながら、だんだんと大人になる中で、後始末を忘れていくようなことが多いと思う。


今、日増しにメディアが取り上げるようになってきたのが環境問題である。地球全体の大きな課題として、二酸化炭素の排出量削減がある。最近は、国レベルでカーボンニュートラルを達成のためのミッションが掲げられている。


これは、概ね約200年前からの産業革命以来、先のことも地球への影響も考えられない中で、その時だけのことを繰り返してきた結果だ。

言い方を替えれば、経済成長を優先した付けが回ってきたことになる。


後始末をしないで全てのことを先送りを続けてきた結果、すでに地球の限界に達している。

ここまで来ると、子どもの時に教えてもらった、後始末というレベルではない。


これからの私達は、地球規模の問題にも一人一人が向き合っていかないといけないが、この後始末の考え方を一人ずつが普段の生活で実行することで、中長期的には地球全体の健全な状態に戻すことが可能なのではないかと思う。

そもそも、人間はビジネスの身近なことで考えても、後始末というのは苦手だ。

ちゃんと後始末も考えて何かができる人は、自己完結できる人である。自律していると言える。

そういう人は、全体の10%ぐらいではなかろうかと思う。


それ以外の人は、何かと後始末を誰かに依存している。例えば、仕事のできない人の行動と言うのは、後始末が自分でできない。言い方を替えれば、尻拭いを誰かにしてもらう人である。


ある意味、仕事も後始末をしてもらう人と後始末をする人のせめぎ合いである。

当然、お互いに大変だ。

会社であれば、組織上の上の人が後始末をする人である。もちろん、例外もあり、部下が上司の尻拭いをすることも多々ある。


後始末を誰かにしてもらっている悪い習慣の人は、後始末をする人の大変さは中々分からない。


今回のコロナ禍でもこういう構図があちこちで見受けられる。

自分のことしか考えない人の行動が、見えないところで、大きなしわ寄せや負担になっていることも多い。


医療関係者の苦労を知ろうとせずに、勝手なことをしている人が典型だろう。

仮に知っていたとしても、自分だけはというのも問題である。今、人間に必要なのは、後始末の大切さを学ぶことだと思う。

今一度、私も後始末について、日常の生活で真剣に考えるようにしたいと思う。


以上

近藤昇オフィシャルサイト

ブレインワークスグループ CEO 近藤昇