時差をどうこなすかがこれからのオンライン海外ビジネスの秘訣

海外で仕事や観光というと、必ず時差がつきもので、何かと気になるし悩ましい。
 
私の場合だと、ベトナムは時差が2時間。
ルワンダで時差か7時間。
カリフォルニアなら11時間。
海外に出る時は、事前に、時差を100%再確認する。もっとも、ベトナムは300回近く訪問しているので、体が覚えているが。
 
時差は色々なミスにつながりやすい。
単に観光だとそれほど支障はないと思うが、仕事だと大変なことになる。
そもそも、ベトナムの2時間ぐらいの時差が結構、ミスの温床になる。お互いの認識がズレて、4時間ズレることもある。例えば、日本時間の10時に、ウェブ会議でMTGとなった時に、日本時間かベトナム時間かの会話かをしっかり確認しないと間違いが起こりやすい。
それが11時間の時差になると、慎重に考えて計算するので、こんなミスは起こらない。
 
あと、時差と言えば、実際に私も何度も経験があるが時差ボケだ。
こればっかりは、個人差もあると思うが、なかなか大変だ。
例えば、私はルワンダに行くと、私は、体内時計で生活する反面、太陽がでると寝れないタイプなので、3日ぐらいの出張が結構応える。
 
一方、ベトナムの2時間もたかが2時間、されど2時間である。
10年ほど前の生活パターンはこんな感じだった。まだ、ベトナムが経営者にとって珍しかったころ。例えば10人ぐらいの経営者のご一行を3泊4日でホーチミンにご案内する。
 
たいていの定番パターンは夜は飲み会、早朝ゴルフ。もちろん、昼間はみっちり私は仕事。一緒に到着した初日、ベトナム時間の23.00まで飲む。この時点で日本は翌日の1.00である。朝は、6.00ティオフのために4.00には起床すればよいのだが、初日であれば、日本時間の4.00に目が覚める。(ベトナム現地時間では、2.00である。)
 
これが3日ぐらいつづく。結構つらいものがあった。まあ、これこそ、自業自得であったが、流石に、今は体力的にもうできない。
自分で言うのもなんだが結構タフだったと思う。
 
さて、話を今に戻すと、今の私は、海外はオンラインのみである。
周囲を見ても、人にもよるが、加速度的に海外とのコミュニケーションが増大している。
ふと、思った。
これからは、オンライン上の時差をどうやってこなしていくのかが結構、クローズアップされてくるように思う。
 
先日も名誉教授の方とお話をしていてそういう話になった。私達ビジネス関係だけでなく、大学も同じなんだ。特に海外とつながりがあると、今のようなオンラインが使える時代は、色々と工夫ができる。
 
 
 
今の私の仕事の状況で考えてみる。
ベトナムと時差が2時間。ルワンダとは7時間。
もう15年ぐらい前からになるので、オンラインでの調整は慣れている。しかもベトナムは2時間なので、スケジュール調整はあまり気にならない。
 
ルワンダだと、朝と昼は一致しない。今も毎月MTGしているが、こちらの仕事の終わりかけが、現地の朝だ。これだけでも時差は実感する。
あと、社外取締役がカリフォルニアに住んでいる。取締役会もオンラインは言うまでもないが、時間感覚がさらに分からなくなる。
 
あと、私が以前、時々していたMTGのパターンだが、私がネパールで、ベトナムと日本の社員とMTGする。私がルワンダベトナムと日本をつなぐ。色々なケースで長年オンラインMTGは経験している。
 
今後、もっと多様なオンライン上のビジネスが進行してくる、日本にいながら時差を体験する人が今の何倍も増えてくると思う。ただ、少なくとも肉体的な時差がない分、とても楽だとは思うが、世の中がどう変化するのが楽しみの一つでもある。
 
以上