人は育つのか、それとも育てるのか〜AI時代における「成長」の再定義〜|近藤昇の「仕事は自分で創れ!」
「人の成長に期待する」 これは、会社経営を始めた誰もが抱く、ごく自然な感情だと思う。特に創業者は、その思いが強い。自ら一人ひとり採用し、面接し、「この人と一緒にやっていこう」と決めているわけだから、そこに気持ちが入るのは当然だ。 私自身もそうだった。まだ何も整っていない頃から、数人の仲間と始めて、仕事をつくり、顧客をつくり、少しずつ会社としての形を作ってきた。そうした過程の中で、一緒に働く人の成長は、まさに希望であり、経営者としての喜びでもあった。 もちろん、これは中小企業の経営者だけではない。大企業の事業部長や管理職であっても、部下やチームの成長に心を砕くことはある。育成に熱心な人ほ
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