人にはブランクは付き物だが復活するときの心構え

人生も60年近くになると、何かとブランクを体験する。


実は、私は、先日2年ぶりにゴルフをした。

もともと、健康のためでもあり趣味でもあり、また、皆さんご存知のように、ゴルフは仕事とも密接である。データで見ても、社長が一番好きなスポーツはゴルフである。


時間がかかるということは少し難点ではあるが、健康にも良いし一石5鳥ぐらいの価値があると思っている。私が本格的にゴルフを始めたのは40代前半。それまでは、スポーツといえば、野球、テニス、水泳だった。


では、なぜゴルフを始めたかと言うと、シニアになった時にできるスポーツは何かと考えたのと、周りの社長にゴルフ好きが多かったからだ。


まさかの2年前の今頃、ひょんなことから右足首を骨折した。骨折自体は数か月で何とかなったのだが、その後、腰の不具合が生じたり、コロナ禍が始まったりで、結局2年のブランクになった。


ゴルフは激しくはないが、基本は全身運動だし、歩くスポーツである。だから足腰が重要になってくる。この2年間、歩くということにおいては、全く不足していた。実際18ホールをプレイしてみて一番痛感したのが、以前のようにはゴルフでも歩けなくなっていること。

これは、明らかに足腰が弱っている証拠だ。


ところで、プレイの方はどうだったかと言えば、2年間全くクラブも握らず、ボールも打っていなかった割にはなんとかなった。


ゴルフを再開すると決めてからは、まずは1か月半前からの練習用バットの素振り。

そして、1か月前から、ドライビングレンジでの練習。ゴルフする人にはわかると思うが、最初の日曜日は約80球程度。本番までに合計3回、3回目でようやく120球は打てた。

自分の年齢も考えて、少しずつ慣らしていった。昔、200球、300球練習していた頃とは訳が違う。

私にしては入念な準備をしてゴルフの本番を迎えた。


何事もブランクが空いた時はそうだが、体力面もさることながら、最初の9H、特に最初の数ホールは全くゴルフに関しての感覚が初心者そのもの。気持ちは落ち着かないし、好きなゴルフを楽しんでいる感じではなかった。


まあ、そもそもゴルフは1か月もプレイしないと最初の2、3ホールは感覚がつかめないものであるが、2年というブランクの大きさを痛感した。

そして、無事にプレイも終わり、予想通りの筋肉痛も味わった。


私の場合は、たかがゴルフだが、何事においても思わぬことで、習慣化されていたものが途切れることはある。それは健康を害した時が一番起こりやすいと思うが、いずれにしてもブランクからの復活には学びが多い。


スポーツであれば、若いときは完全に復活はすると思えるが、私ぐらいの年齢になると、すんなり、若い時と同じようには出来ない。そうすると今の自分の体力やフィジカル的な部分と相談しながら、あらたなゴルフスタイルを模索しないといけない。


考えてみたら、だんだんと年齢を重ねる中で、他にもこういうことは沢山ある。

スポーツに限らない。音楽をするにしてもそうだろう。仕事はどうかと言えば、肉体的要素が強い仕事は特にそうだろう。

私の場合は、海外出張のブランクがすでに1年半だ。海外を飛び回るのにも体力気力が必要だ。


海外も、すでに私は昔のようには出来ないと思っている。だからこそ、周囲の環境や自分の状況と相談しながら、海外出張ブランクもオンライン活用とのバランスで、少しずつ解消できればと思っている。


以上

近藤昇オフィシャルサイト

ブレインワークスグループ CEO 近藤昇