アフリカへのオンラインビジネスツアーを実行して感じたこと

さる3月20日、わが社にとって記念すべき日になった。

初めてのオンライビジネスツアーを催行したのである。


催行と言っても、私たちは旅行会社ではない。

だけれども、オンラインを駆使して

アフリカのルワンダへのビジネス視察を開催した。

夕方の16.00に出発、21.00に終了の5時間ではあるがとても充実したあっという間の旅であった。


簡単に旅程を紹介させていただく。

【ブレインエアラインで行く!ルワンダオンラインビジネスツアー】

ブレインエアラインに搭乗・ドバイ経由でルワンダ・キガリ空港へ着陸

キガリ空港到着~市内観光~

ルワンダの軽食紹介

ICT商工会議所訪問 FABLAB、KLABの様子

第83回EGAビジネスカンファレンス

観光 ギブ湖・アカゲラ国立公園

工科大学チュンバキャンバス散策

学生によるプレゼン・交流会


もしご関心がある方は、オンデマンド配信もこちらで行っているので、ご覧いただけたらと思います。



百聞は一見に如かず。という皆が知っている諺がある。

人の話を聞いたりするよりも、実際に行って見てみると、何十倍も得られるものが違う。

こんな感覚で私は理解している。特に海外はそういう風に言われてきた。私も実際、数百回は海外にフライトしてきたので全くその通りだと思う。


しかし、行くことばかりに支配されていては、間違いなく何かを失っていく。

時間、コスト、機会、感覚・・こういこともそうだし、何よりも思考回路が硬直化する。行かなくても得られるものは沢山あると私は思っている。


それが、

百聞は一見に如かずの前の一見

を創ることなのである。


今回のオンライビジネスツアーは、随分前から、実現したいことの一つだった。

だから、10年前ぐらいから、ベトナムなどの現地で行うビジネスカンファランスや越日文化経済交流イベントなどの様子などは、もう何回も現地から日本へライブ配信してきた。

その場にいなくても何かを体験できる。会場の肌で感じる空気感は伝わらなくても感動は伝わる。


こんなトライを数年以上してきた中で、コロナ禍をきっかけに世の中は大きく変わった。


しばらくは、自由に海外には行けない。多くの人がオンラインで何かをすることを覚え始めている。そしてテクノロジーは日々進化を続けている。


実際、このオンラインビジネスツアーの準備は、昨年の夏ごろから始めた。

制作裏話を幾つか紹介する。

今回の主役は、ルワンダにあるわが社の現地法人の社員たち。

まだ、行ったことのない日本の顧客に向けてのサービス。何もかもが彼らには初体験だ。

如何に今のルワンダを伝えるか、感じてもらえるかが勝負。


キガリ空港からの街の中心までのドライブ中継に始まり、ライブでのブランチの紹介、ICT商工会議所の見学など、随所に生をお伝えするために入念なるリハーサルを重ねた。

また、テクノロジーも駆使した。CGはいうまでもなく、映像制作にも苦労を重ねた。


そして、日本のスタッフ、ルワンダのスタッフがオンライン上でワンチームになり、5時間のビジネスツアーを無事終えることが出来た。

オンライン上のみでの優良顧客を対象にしたプロジェクト遂行の達成。まだまだ、改善点は沢山あるが、充実感は満載だ。


唯一出来ていないことは、大きなイベント終了後の打ち上げである。これは、私がルワンダに行った時までのお預けだ。


次のルワンダは6月に更にバージョンアップして開催する計画だ。

わが社のオンラインツアーの特徴は、実際にチャーター機を手配してMICE事業をしてきたことがある。

これまでも3回ほど、百聞は一見に如かずのチャーター機手配によるベトナムでのビジネス視察を実行した経験がある。

実は、こちらのプロジェクトの遂行も初めての事で、とても骨が折れた。

ただ、飛行機に乗ってしまえば、それは航空会社任せである。


一方でオンラインの飛行機の運航は私たちが全部する必要がある。

世界初のビジネスツアーをどんどん企画して多くの方に拡げたい。

旅行会社とのアライアンスも進めている。

特に、リアルな活動とオンラインを組み合わせることを強化する考えである。

バーチャルの飛行機体験の部分もテクノロジーと人的サービスを駆使して、感動と満足を提供できるように進化していきたい。


次のブレインエアラインの就航は4月17日、ベトナムカントーと隣国のカンボジアへのツアーを予定している。

以降も毎月、ブレインエアラインは就航予定である。


以上