感じるメディアとしてのラジオのこれからの役割

昨日、久しぶりに静岡県の浜松に一泊した。

私は長年、東京と神戸の往復を繰り返している。浜松に降り立つことは、年に一回あるかないかだ。普段は通過する場所に、たまに降りてみるととても新鮮だ。


今回の訪問の目的は、ラジオ出演。

エイグローブ社の会長の小粥おさみさんがパーソナリティを務める“おがいおさみのWhat's Up Japan”に出演するためだ。

FM浜松をキーステーションに運営されている。


私がラジオ番組に出演するのは、創業以来4度目だ。

最初は創業して間もない頃、今から約20年前、サクセスファイターという番組に出た。

菅生新さんがパーソナリティだ。

その時の、音源はこちらに公開している。

その後、時を経て、2019年7月に、友人のつながりで、森清華さんのラジオ番組“森清華のLife is the journey”に出演した。

この時の内容もこちらにアップしている。



縁とは不思議なもので、同じ年の秋に、再び、菅生新さんの「幸せ de Night‼」に出演することになった。こちらは、YouTubeにも配信するラジオ番組なので、今風とも言える。


この最近の2度のラジオ出演は、私のビジネスにも色々な影響があった。

そんな時、小粥さんのから出演依頼があったのである。2つ返事でOKした。実は、ラジオメディアをそろそろ始めようと身内で盛り上がっていて、自分自身の実体験がもっと欲しいとも思っていたタイミングだ。やはり、縁とは面白い。


20年前と最近では、ガラッとメディアは変わった。昔はいうまでもなく、ネット動画は存在していなかった。

今は、様々なコンテンツが動画で流れている。


久しぶりに声だけのメディアに出演しみて想うことが幾つかある。

やはり、放送のスタジオの格別感はとても快い。

独特な雰囲気が、話する側としても高揚感とクリエィテイブなワクワク感がある。


この小さな空間から表現するというのがなんともたまらない。しかも、駅前を行きかう人から見えるオープンなスタジオ。


最近、コロナ禍で、私もオンラインでライブすることも多いが、それとはまったく違う緊張感と不思議な空間感覚が目覚める。


最近ずっと考えている。

メディアが劇的な多様化した時代、声だけで伝えるメディアの価値とは何か?

話する側としては、聴き手が声だけで聴くということを前提に話する。

話し手は、聴き手が誰であるか?

どんなことに関心がありそうか?

どんなシチュエーションで聴くだろうか?

諸々気にする人も多いと思う。


仮にセミナーやプレゼンに慣れていても、

資料や図や画像は一切ない。だから、会場セミナーでもないし、最近流行りのオンラインセミナーでもない。また、動画がないので、伝える手段としては声だけである。ボディランゲージも使えない。

一見、窮屈にも感じる。

しかし、間違いなく、話する側も聴く側も5感が働くと思う。人とのコミュニケーションで主に意識することは、聴覚と視覚だと思う。

ラジオは、話し手は声だけで表現。聴き手も声だけで、話をうけ止めることになる。

聴覚だけになる分、話する内容だけでなく、抑揚とか元気さとかハツラツ感がとても重要だ。


私は今、“感じるメディア”を定義して、その実現に注力している。

声だけのラジオこそ、感じるメディアには欠かせない要素だと、今回のラジオ出演で改めて確信できた。感じるラジオ番組の手がかりが見えてきた貴重な体験だった。


以上

近藤昇オフィシャルサイト

ブレインワークスグループ CEO 近藤昇